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「domaine tetta」メーカーズディナー in ÉPURÉ (エピュレ)様 レポート
イベント 2019.03.08
岡山県新見のワイナリー「domaine tetta」さんのメーカーズ・ディナーが、広島・京橋にある「EPURE(エピュレ)」様にて開催されました。
EPUREの浅田シェフが、岡山のtettaさんを訪ねたのは2年前。ついにこの会が実現しました。
この日の為に用意された料理は8皿。
料理に合わせてワインも全て浅田シェフがセレクトされました。
EPURE(エピュレ)のオーナーシェフ浅田浩司(あさだこうじ)氏は、国際的な料理コンテストでゴールドメダルを受賞した経歴を持ちます。
さらに、2016年フランスのシャンパーニュ地方の5つ星シャトーホテル「レ・クレイエール」で再び1年間修行。2017年に帰国し現在のEPUREをオープン。
domaine tetta代表・高橋竜太氏、今回メーカーズディナーの為に岡山からお越しくださいました。
ワイナリーの設立の目的、畑やぶどうの栽培、醸造についてなど詳しくお話くださいました。
今回用意されたワインはこの8種
左から
【1皿目】シャルドネ ペティアン 2017
【2皿目】ブラン・ド・ノワール サン・スフル・ペティアン 2017
【3皿目】ボンボン・コロレ 2017
【4皿目】ソーヴィニヨン・ブラン 2017
【5皿目】カベルネ・フラン 2017
【6皿目】シャルドネ スキンコンタクト 2017
【7皿目】メルロー 2017
【8皿目】ル・ノーブル 2017
ウェルカムドリンクを兼ねた「シャルドネ ペティアン 2017」微発泡ワインでスタート。
自社畑で採れたシャルドネ種100%使用。繊細で軽快な泡と爽やかな喉ごし。
アミューズ:一口の野菜
Wine:シャルドネ ペティアン 2017
小さなお皿:カリフラワー、ウニ
Wine:ブラン・ド・ノワール サン・スフル・ペティアン 2017
コンソメのジュレにウニ、カリフラワーのムースが軽くクリーミーな一皿。
ワインは、自社畑で収穫した色付きの浅い赤ワイン用のピノ・ノワールを木樽とステンレス樽で熟成し瓶内二次発酵。
細かくしっかりした泡、果実味もしっかりありながら、赤ワイン品種のピノ・ノワールの渋味がほんのりあるペティアン。
粗めのフィルターによりかすかににごりのある味わい。辛口ながらワインの旨味成分がコンソメの出汁感と同調。ウニのミネラルな味わいも見事にキャッチし包みます。
前菜1皿目:フォワグラ、林檎、古代麦
Wine:ボンボン・コロレ 2017
フォワグラのパテと林檎のゼリーとソース、クリスピーな古代麦がアクセントの一皿。
ワインは、自社畑の生食用の安芸クイーンとニューピオーネを使用。トロピカルな甘く芳醇な香り、飲んだらドライでボリューミー。
香りと味わいのギャップに驚きます。「ボンボン・コロレ」とは、フランス語で『カラフルな飴玉』の意味。
フォワグラのコクや古代麦のクリスピーな食感。お皿の上で食べ手が食材を自由に組み合わせていろんな味や食感を楽しめました。
ボンボンコロレの個性的な味わいとそれぞれの食材が同調。
「フォワグラ×ボンボン・コロレ」は、tetta高橋代表も絶賛のペアリング!
前菜2皿目:オマール海老、グリーンピース
Wine:ソーヴィニヨン・ブラン 2017
オマール海老とグリンピースのフランが春らしい一皿。
ワインは、自社畑のソービニヨン・ブランを使用。重くなりすぎないように糖度20過ぎで収穫。
しっかりした酸とボリューム感のある白ワイン。
オマール海老のソースと、オマール海老の甘い身とほんのり香るクミンがハーブのニュアンスを感じるソーヴィニヨンブランと幸せなマリアージュ。
前菜3皿目:島根猪、根パセリ、ラディッキオ
WINE:カベルネ・フラン 2017
これが猪?と思わせるほどフレッシュみずみずしいい。ジューシーな猪が印象的な一皿。
ワインは、自社畑のカベルネ・フラン。ブラックチェリーを思わせる味わいが、コクのある脂身の甘みとマッチ。
ワインのラベルにも猪のイラスト。ゲストを楽しませてくれました。
魚料理::穴子、ブールブラン
Wine:シャルドネ スキンコンタクト 2017
穴子と軽くコクのあるソースと春野菜の一皿。
ワインは、今回通常の「シャルドネ」ではなく「シャルドネ スキンコンタクト 」を浅田シェフがセレクト。
種や果皮を漬け込むことで厚みのある味わいのスキンコンタクト。香ばしい穴子の焦げ目ととろけるような白身、コクがありながら軽やかな白ワインソース。
ワインの温度が上がってくるにつれ、白桃を思わせる香りそして、tettaの土壌を感じる塩味をも最大限に引き出す。
肉料理:北広島平飼い鷄〜buf foレッド、モリーユ茸
Wine:メルロー 2017
ふっくらとジューシーそして弾力のある北広島平飼鶏と春の訪れを感じるモリーユ茸。
10年の時を経たメルロー古木のワインが優しく包み込むまさに五感で春を感じる。
デザート:瀬戸内柑橘、スパイス
Wine:ル・ノーブル 2017
偶然にできた貴腐葡萄・・その甘美な葡萄を丁寧に醸す。新樽で12か月熟成。
その上品な甘さと、瀬戸内の柑橘の爽やかさ、パンデビスのスパイシーさが見事にマリアージュ。口福感に満たされ最後の一品。
優しく繊細、いくつもの食材を組み合わせることで生まれる複雑性。独創的な浅田シェフの料理と
見事にマリアージュしたdomaine tettaのワイン。
2016年から栽培から醸造を開始して今期で3回目。
これからますます美味しく、そして人気が出ることを予感させる会でした。
EPUREの浅田シェフ、EPUREの皆様。
グラス選びに始まり、赤ワインは2日前に抜栓するなどの準備も徹底したサービス。
細かな気遣いで至福のひとときをご提供くださいました。
ご参加くださいましたお客様、浅田シェフ、EPUREの皆様、本当にありがとうございました!!
「美味しい街づくりのお手伝い」
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