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初夏のドイツワイナリー紀行2018【ドクター・ローゼン醸造所】
スタッフブログ 2018.06.28ドイツワインに力を入れいている大和屋酒舗では、年に一度ドイツの生産者を訪問しています。
2018年の訪問の様子をご紹介します。
どの生産者も素晴らしいクオリティです。
本当に美味しいドイツワイン。皆様に感じていただけましたら幸いです。
今回は、「ドクター・ローゼン醸造所」です。
【ドクター・ローゼン醸造所】
ドイツ7日(5月15日)
バッハラッハからバスで約1時間
ドイツといえば・・MOSEL‼︎ あの曲がりくねった川。
Rieslingの聖地。
モーゼル地方ベルンカステルにある「ドクター・ローゼン醸造所」当主エルンスト・ローゼン氏はアメリカへ出張中。
醸造責任者のマーカス氏の通訳として登場したのが・・日本に8年システムエンジニアとして働いていたけども、モーゼルの畑のが大好きでベルンカステルに魅了され転職。今は畑仕事をしているミュンヘン出身の男性シュテンペルさん。
ドイツワインの勉強を始めた時に「日時計」?とか「乙女』って??とか思ったことを振り返り、ドイツワインの用語には面白い表現が多くそれを紐解いて行くのも歴史的背景がわかりとても面白い♫
エルンスト・ローゼン氏はワイナリーをお父様から引継いだ時から化学肥料の廃止、収量の制限と厳しい選果。これによりドイツトップのワイナリーとして有名になる。
有名な「ヴェーレナー・ゾンネンウーア」(ヴェーレナー村の日時計)の畑の上部は樹齢70〜80年。下部は樹齢約10年。この畑全体は20人のオーナーからなる。その中でDr.L氏は2番目に多く所有しているとか。鉄分を多く含む青色粘板岩土壌からは甘口のみならず、素晴らしい果実味とエレガントな味わいのワインができる。
また有名な「ユルツェガー・ヴュルツガルテン」の畑は赤色のスレート。スパイシーでボリュームのある味わいに。この特徴的な二つの土壌を生かし素晴らしいワインができる。
全ての土壌を知り尽くしたからこそできる貴重な畑違いのヴィンテージワイン、そして通訳のシュテンペルさんがあまりにも凄い畑すぎて鳥肌がたった生産本数わずか1200本の「ヤーデナープレラート2013」をテイスティング。
超贅沢な時間を新しく増設されたテイスティングルームで過ごす。
その後、人口約300人のケステン村へ。3本の樹オーナーワインの葡萄栽培農家のバスツゲンさんの御宅へ。
ヘレンベルガー・ホーフさんの借り入れた特別な畑からなるリースリング。
ここで取れた葡萄のワインが毎年届く、年に一度のお楽しみワイン。古く寿命を迎えた木の植え変え作業を体験。
しっかり?!働いた後は、恒例のBBQタイム!リースリング・香辛料・タマネギに漬け込んだ豚肉をお手製のBBQシステムでリースリングの古木を焚き焼き上げる。余計な脂身が落ち、ほんのり甘さのあるリースリングと抜群に合う!!ママの作るサラダもどれも最高!!
みんなでワイワイ・・ドイツ最後の訪問地を満喫。
今回の訪問で生産者の皆さんが言われてたのは2018は今の所とても順調。(モーゼルは前日に雹被害が少しあった様ですが・・)
フランケン・ファルツ・バーデン・ラインガウ・ミッテルライン・モーゼル・・・各地の暖かい歓迎とその土地の土壌・人・自然環境・ドイツワインのどこか馴染みやすい味わいは全てここからできていると感じた内容濃い7日間。
広島で、もっともっと沢山の美味しいドイツワインを紹介していこうと再度確認したドイツの旅… 9〜15/May /2018
一緒に行った素敵な仲間にも感謝。
▼ドクター・ローゼンおすすめワイン
「ローゼン・リースリング」
地方:モーゼル
生産者:ローゼン・ブラザーズ
品種:リースリング
価格:1,900円
等級 /味:クヴァリテーツワイン ドライ(辛口)
【特徴】
モーゼルリースリングワイン特有のシャープな酸味が生きている、香り豊かな大人のワイン。生カキに!