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日本酒燦々 蔵元紹介  三隅

スタッフブログ 2016.05.18

本日紹介する一つめの蔵元は

(三重県 元坂酒造 酒屋八兵衛)

 

創業は1806年。元坂新氏で6代目。

元坂酒造さんで忘れてはならないのが伝説の酒米伊勢錦。伊勢錦は、1860年に生まれました

芳醇な味を醸す酒米として近畿圏で多く栽培されていましたが、戦中の米不足や背丈が高く倒伏しやすい

などの理由から近代農法にあった飯米の新品種に変わって行き、昭和25年に姿を消しました。

元坂酒造では地元産酒米の復活をかけ、種子保存されていた種籾を一握り譲り受け、三年がかりで増やし

平成元年に伊勢錦で酒を造り蘇らせました。

純米酒を中心に、芳醇な味わいと切れの良い飲み口でファンの多い酒蔵さんです。

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(山形県 米鶴酒造 米鶴)

創業は1704年の歴史ある蔵です。

米鶴という名前は地元に伝わる民話「鶴の恩返し」と、お辞儀の姿に例えられる豊かに実った稲穂の姿や

鶴の立ち姿にちなみ、感謝を伝える酒でありたいと願って名付けられた銘柄です。

「米」という字は数字の八十八に例えられ、【八十八羽の鶴】を表す、おめでたい名でもあります。

味は淡麗辛口タイプで、香りと旨みのバランスがとれています。ただ単に辛口というだけでなく様々な料理と相性が良いというのも特徴です。

そしてこの蔵元さんのこだわりの銘酒がマルマス米鶴です。特約店限定販売のお酒です。

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(福井県 安本酒造 白岳仙)

創業は1853年で地元では「國府司(こくふし)」の銘柄で通っています。

蔵元の地下水である白山水脈伏流水(中硬水)で、地下約二百メートルより汲み上げ、仕込水としております。

生産石数500石程と少量生産ですが、「量産体制の蔵では、表現することが不可能な手造り、手作業により一切の妥協を許さない酒造り」にこだわっています。
・量は一切追わない
・納得のゆく酒を造る努力を惜しまない
・良い酒を信頼のできる酒販店に託す

をモットーに醸されています。

こだわりの水とこだわりの製法で、飲みながら食べ、食べながら飲む食中向けのお酒となっています。

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以上本日の蔵元紹介でした。