皆様、日付も変わり、遅くにすいません。横山です。
昨日は午後少し雨に降られましたが、日頃の大事なお客様＝パートナーである、笹組グループ様・山人様・田心様・い志の様・あんべえ様etc.たちとの盛大なお花見イベント『桜酒会』も無事に終了いたしました（あんまり咲いてませんでしたけど・・・）。

毎年4月の頭に行われるこのイベント、広島でも先端を行く飲食店たちが、日頃お世話になっているお客様をお招きし、和気あいあいと過ごすおもてなしの場。その場で、毎年ドリンクコーナーを任せて頂いていることもまた光栄。ともに歩み、ともに成長し、ともに広島の街を盛り上げたい、そんな想いで毎年やらせて頂いております。

さて、そんな昨日のお花見でも大好評！。3月下旬に入荷し、わたくしも今春最大の期待があったお酒、それがこちら！。

『宝剣 純米吟醸 八反錦 かすみ酒』
1.8L　3,200円　　720ml　1,600円　（税別）
本当にうっすらと霞がかかったような薄にごり。スムーズでよどみのない口当たり、舌先で少し感じる上品な甘味はやがて余韻となり大事な伏線となる。まるでシルクのような舌触りで、ほんのりと、しかし確かに舌に残る旨味がバランス良く、はかなさと暖かさが春の木漏れ日を思わせる。一つ口飲んで「おーっ」とキャッチーで印象に残りやすいお酒が多い昨今、飲み比べると目立たないのに、確実におかわりが欲しくなるお酒。ずっと側にいて欲しいお酒。

我々大和屋は、このお酒の造り手である土井鉄也杜氏をよく知っています。
日本中のどの酒屋よりもよく知っています。武骨で実直な彼の人柄をよく知っています。
酒造りに向き合う真剣さをよく知っています。造りのシーズンが終わると結構はめ外すことも知っています。
土井杜氏ももまた、大和屋のことを最も隅々までよく知ってくれている蔵元です。

知り合うこと、分かち合うこと、求め合うこと、慰め合うこと、そして共に誓い合うこと。
日本一の蔵元・日本一の酒屋を目指そうと！！。

2017年という年が始まって早くも3か月が過ぎました。4月、世間には新入生や新社会人が登場します。転勤・転職などした方も多いでしょう。変化の時期ですが、信じるものを信じ続ける地道で愚直な春を過ごしたいと、そう感じるこの頃です。そうして、自分とも仲間とも向き合う残り9か月を過ごしたいです。